農家の工房
生姜液の製造
生姜を良く洗浄し刻み、そして絞って加熱し濃縮します。製造にはトマトピューレで培った技術を応用しています。生姜は加熱すると温め成分ショウガオールが生成されます。ですが加熱しすぎると生姜の香りが失われてしまいます。ショウガオールが得られて香りが飛ばない加熱時間と温度を何度もテストして作りました。
生姜の加熱加工
生姜のあったか成分を生かす。
生生姜を加熱する事により冷えに良い成分『ショウガオール』は変成されます。ショウガオールを含んだ商品にするため加熱温度と時間を独自に調べて加工しました。
もとは生姜液までのつもりが・・・。
生姜液をつくって地元の飲食店に使っていただくところまでを当初目標にしておりました。実際にお菓子屋さんなどに営業に行ってみると生姜液では無く粉。生姜の粉が良いなどの話が聞けました。生姜液と合わせて粉の開発も開始し、将来的にやってみたかった生姜シロップも出来そうな事が分かりシロップも開発に取り組みました。
生姜の粉は七味唐辛子のように、そのまま食卓でもご利用いただる瓶タイプを作ります。
生姜の液は冷凍保管し、それを材料にして次のステップである生姜シロップの製造に使用します。生姜シロップは使う砂糖も『北の生姜家』ですので、北日本で生産する『てんさい糖』です。
てんさい糖と生姜液をじっくり煮詰めて作ります。
試行錯誤して完成した生姜シロップと粉。
完成した製品は早速『江刺ふるさと市場』で販売を開始。ネット通販でも販売中。
1 2