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土壌の基礎

土壌環境について学んだ内容

肥料3要素
窒素 リン酸 カリウム

生物の多様性の中でも紹介
空気 光 水 土壌 温度
どんな植物が育っているかで土壌も変わる

土壌の基礎
1土壌とは
岩石の風化 気候 生物 有機物の腐食によって形成される
土壌の初期は岩石である。

シアノバクテリア 二酸化炭素原料
土壌ができるまで =10万年かかる

未熟な土壌 エンティソル アリディソル 砂漠
貧栄養 オキシソル 熱帯雨林 風化が進んだ土壌
肥沃な土 モリソル バーティソル
日本存在
アンディソル(黒ボク土)火山灰由来

日本独自の分類がある
農研機構HPに記載あり。

黒ボク土 盛岡周辺(全国31%)
火山灰由来 リン酸吸収が高い。軽い。有機物(腐植)で黒い
水はけ 透水も良い
問題点 リン酸不足になりやすい。

低地土 河川域(国土14%)
肥沃な土壌

水田土壌
土壌 表層に水を貯える
細かい土壌粒子 粘土 湛水

赤黄色土 賛成(石灰が必要) 酸性

褐色森林土(国土30%)
黄褐色土壌
森林に多い

農地の土の調べ方
日本土壌インベンドリー ※土壌図下記にリンク有り。

2土壌の機能とは

植物を育てる機能 すみか 養分
水を保持する機能
有機物分解 物質の循環
土壌扱い0.2ミリ以下を呼ぶ

団粒構造 土壌粒子が結合 植物生産性
硬い土壌は生育が悪い

3土壌の化学性
ケイ素 アルミニュウム 酸素 水酸基
マイナスの電気を持つ。 陽イオンを吸着保持

水分保持量(100gあたりに100㎖給水)
砂13㎖  バーミキュライト40㎖  黒ボク土44㎖(一番保持する)

植物成長に重要⇓

窒素(プラス) リン酸(マイナス電気) カリウム(プラス)

1成分でもかけると生育に影響

・窒素欠乏
葉色が淡くなる 下葉に影響
植物体の構成成分

・リン欠乏
葉色が赤紫を含む濃緑色になる。下葉に影響
植物体の構成成分

・カリュウム欠乏
葉色は正常
下葉周辺部から枯れ始める。
物質の移動 タンパク質合成の制御

土は水から吸収
アンモニュウムイオン
カリュウムイオン
カルシュウムイオン
マグネシュウムイオン

土は呼吸する

土壌動物が枯葉を分解
土から二酸化炭素が発生。呼吸する。(微生物の活動が活発なほど呼吸が多い)

植物の栄養と土
環境にやさしい土壌施肥管理技術

農研機構
日本土壌インベントリー ←リンク
https://soil-inventory.dc.affrc.go.jp/

地力窒素
水田
かん水で有機物分解速度が遅れる。有機物を蓄積しやすい

酸化的に推移有機物分解早まる、窒素固定による地力窒素早まる。

植物必須要素
炭素 酸素 水素 水、二酸化炭素から吸収

肥料から吸収
窒素 マグネシュウム カリウム リン カルシウム 肥料から吸収
窒素あり、なしは大きく違う。
玄米収獲量
褐色低地土 リン、カリウム無しでも減収割合は少ない

きゅうり
からだを大きくしならがら育つ。収穫できる・。
安定した養分追加が必要。

施肥管理
きゅうり
30日ごとに実施。

石灰
土のpHの改良のため利用
てんろ石灰
数トンの投入で微量要素・病気の改善

♦肥料が多いとどうなるのか
農業経営
・減収 品質低下  水稲⇒倒伏の発生。(品質低下)
・肥料コストの無駄
♦湖沼 地下水の富栄養化 硝酸性窒素の基準値超過、アオコの発生。

緩効性肥料(ゆっくり効く)
水に溶けにくい。微生物の影響が少ない。
被覆肥料(樹脂被覆による溶けだしのコントロール)
LP30 LP60など数字が解けるまでの日数。
鉄コーティング直播用の肥料に使われる。

・局所施肥
専用機械が必要。(肥料の無駄がなくなる)
・点滴かん水施肥
牛糞たい肥 物理的改善を目標

未熟たい肥の害 微生物急激な増加により
窒素の増加   窒素の不足
酸素不足    虫害増加
害の出にくい方法
肥料を使た後、時間をおいてから作付けする。

特殊肥料
肥料取締法
分析表示の定めがある

有機物利用の近年課題
リン酸(高額)、カリの過剰

どの成分が過剰、どの成分が不足か確認
EC(硝酸態窒素が高まると高まる)が高い場合 その土をいつ採取したものか、圃場の管理はどうだったか確認(その後で変化が出る。)
不足のある場合は目的の成分を追加

土壌診断を実施して施肥量を考える。
有機質資源を有効活用しよう。

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